花布(はなぎれ)のつけ方     2008.11.24 

花布 上製本では中身の背の上下(天地)に飾り布を貼り付けますが、これが花布(はなぎれ)・ヘドバン(ヘッドバンドの略)といわれるものです。
 元々は補強の役割が主だったようですが,現在は装飾と背部を隠すことが主たる目的になっているようです。
 花布なる言葉は和本にルーツがあり、綿糸を芯に趣のある生地を折り畳んで仕上げられたものでテープ全体が同色なのに対し、ヘドバンは洋書由来で白いテープの端に着色糸が織り込まれたものと言われ、通常は両者をまとめて「花布」と呼んでいますが厳密には区別されているようです。著名な豆本作家よりのご要望で追加で花布について追加しました。

 市販されているもののなかに、左のキハラ株式会社http://www.kihara-lib.co.jp/と右の株式会社中央出版(ブッキスト)http://www1.ocn.ne.jp/~bookist/の花布がありますが前者が和書花布、後者が洋書ヘドバンの流れを汲むものと思います。
花布花布

13x490o 10本(5色) ¥630           13x240 20本(20色) ¥420

 花布は普通市販品を購入しますが(上記二社には通販もあり)、ご自分で簡単に作ることも出来ます。
(一例 手作り花布 http://www.geocities.jp/ryou_tanoue/topics/02.htm) 

「花布」貼付け作業の留意点
1.背巾より少々大きく裁断、左右にずれないように貼付けること。裁断面にもボンドを塗りホツレを防止。
2.花布の「あご」部分に本の背の角が密着するようにしっかり貼り付ける。