赤毛のアン
著者・ルーシー・モード・モンゴメリ(出版元・新潮社ほか多数(著者敬称略)


カバー
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●おもな登場人物●章タイトル●感想


おもな登場人物
●アン・シャーリー
●マシュウ・クスバート
●マリラ・クスバート


章タイトル
 第1章 レイチェル・リンド夫人の驚き
 第2章 マシュウ・クスバートの驚き
 第3章 マリラ・クスバートの驚き
 第4章 「緑の切妻屋根(グリン・ゲイブルス)」の朝
 第5章 アンの身の上
 第6章 マリラの決心
 第7章 アンのお祈り
 第8章 アンの教育
 第9章 レイチェル・リンド夫人あきれかえる
第10章 アンのおわび
第11章 アン日曜学校へ行く
第12章 おごそかな誓い
第13章 待ちこがれるピクニック
第14章 アンの告白
第15章 教室異変
第16章 ティー・パーティーの悲劇
第17章 新しい刺激
第18章 アンの看護婦
第19章 音楽会と災難と告白
第20章 行きすぎた想像力
第21章 香料ちがい
第22章 アンお茶に招かれる
第23章 アンの名誉にかけた事件
第24章 音楽会
第25章 マシュウとふくらんだ袖
第26章 物語クラブの結成
第27章 虚栄の果て
第28章 たゆとう小舟の白ゆり姫
第29章 忘れられないひとこま
第30章 クイーン学院の受験
第31章 二つの流れの合うところ
第32章 合格者発表
第33章 ホテルの音楽会
第34章 クイーンの女学生
第35章 クイーン学院の冬
第36章 栄光と夢
第37章 死のおとずれ


感想
 この『赤毛のアン(ANNE OF GREEN GABLES)』は、ルーシー・モード・
モンゴメリ(Lucy Maud Montgomery)の長編小説です。

 『赤毛のアン』は、世界中の児童文学の中でもトップクラスに入るシリーズ
作品で、シリーズ第1作である『赤毛のアン』から第10作の『アンの娘リラ』
まで出版され、今でもなお人々に愛と感動を与え続けています。
「想像力豊かでおしゃべりが大好き」という、赤毛でソバカスだらけの11
歳の少女・アンは、それこそモンゴメリの想像によって描かれたのですが、世
にこの『赤毛のアン』が羽ばたいたのは、紆余曲折のあってのことだとか。

 そのいきさつは新潮社の訳者・村岡花子さんの解説で、とても詳しくお書き
になっていらっしゃるので、ぜひ。また、『赤毛のアン』はのちに幾度も映画
化され、日本でも1979年にアニメ「世界名作劇場」シリーズで同名アニメ
としても人気を呼びました!!(^−^)。

 アニメのほうは、監督が高畑勲、場面設定(第14話まで)が宮崎駿という
日本きってのアニメ界の巨匠ですし、アニメ自体も原作に忠実。

 さて、私がその名作『赤毛のアン』と初めて出会ったのは、やはりアニメの
『赤毛のアン』でした。アニメの再放送を見ていて、ある名作アニメファンの
方に原作を薦められまして、買っちゃいました!!\(^▽^)/。

 一晩、一晩、ゆっくりとプリンスエドワード島の風景を、そして、愛すべき
赤毛の女の子の想像力とおしゃべりに惹かれながら、読んでいきました。

 これから、その魅力ある人たちや世界を紹介していきます。

 あらすじは、カナダ・プリンスエドワード島のグリン・ゲイブルズという家
にマシュウとマリラという老兄妹が住んでいた。ふたりとも結婚せずにこの家
で二人暮しだったが、マシュウの畑仕事を手伝う孤児の男の子を手配した。

 マシュウはその男の子の来ることになっている駅へ。ずっと待ち人を待った
が周りは小さな女の子しかいなかった。いずれ、その少女がマシュウの前に立
ちはばかる。マシュウは無口で人付き合いが苦手で、その上「女性」という、
マシュウにとってはまったく理解できない人は苦手どころか、まさしく恐怖の
対称だったのである。そして、マシュウの目の前に小さな、やせっぽっちの女
の子がいる--------。

 少女から話を聞くと、何と孤児院から来たと分かる! 本来ならば男の子が
来るはずだったが、ちょっとした手違いでこの赤い髪、そばらすだらけの少女
をマシュウは馬車に乗せるハメになってしまった。
 家へ帰る最中、この少女はマシュウにえんえんとしゃべり続ける。どうやら
想像力がかなり豊かなようで、リンゴの小道や池に名前を付けたり、言うこと
はロマンティックでおよそ現実味のない話ばかりだったが、どうも相手が少女
ということも忘れるぐらい、マシュウはこの少女の話を楽しんだ。

 グリン・ゲイブルズへ着くと、家の中に入ってきた少女の姿を見てマシュウ
の妹・マリラは驚いた。そう、男の子じゃないからだ。現実感が強いマリラは
彼女--------アン・シャーリーと名乗るを孤児院へ返そうとする。

 一晩だけ泣きじゃくるアンを泊めてやり、マリラは男の子を斡旋してくれた
人の元へアンと共に行くことに。道中、アンの身の上を聞いたマリラは、少し
ずつ心の変化が出てきて、結局アンを引き取ることになる。アンのその豊かな
想像力で失敗しながらも、やさしい人々との出会いにより、アンは育ち、クス
バート兄妹にとって掛け替えのない存在になっていく...

 ……あらすじはこんな感じです。本当に不朽の名作とあって、子供から大人
から楽しめます(^−^)。

 確か『赤毛のアン』といえば、内田康夫夫人の早坂真紀が『赤毛のアン』が
お好きで、早坂真紀の著書の『軽井沢の芽衣』など『アン』の影響があったの
でしょう。

 女の子って、こういう作品に惹かれるなあと私も読んで、そう思いました。
小さい頃、さすがにアンほどではありませんが、空想に耽ったり、道行く先の
動物や場所に名前を付けたりして、それが本人にとってとてもロマンティック
で……。女の子って誰しも「アン」だった頃があるのではないでしょうか?

 作品は今でも読み継がれているので、ぜひみなさんも「アン」のように少女
心に戻ってみるのもまたいいものです(^−^)。


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