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吊橋の組み立ては意外と微妙だ。模型を作ってみるとよくわかる。
1.2本の主塔を立てる。
2.2組のメインケーブルを主塔に渡す。
3.ハンガーロープを使って、本体部分の桁をつなぐ。
この製作過程で最も神経を使うのは、桁をハンガーロープでかけていく時だ。途中で、主塔が倒れたり、メインケーブルがちぎれたりすると大変なことになる。
それで、主塔を立て、2組のメインケーブルを渡したとき、橋をゆすってその強度を確認したい。これは結構合理的な動作で、この時点で橋をゆすって何事もなければ安心して桁をハンガーロープでつるして組み立てを続けられる。
完成後に揺するのは危険極まりない。
■ 世界最長の明石海峡大橋の建設でも同じことをしたに違いない。つまり、2組のメインケーブルを渡し終わった時、人工地震で主塔を揺さぶってみたのだ。その根拠は次の通りだ。
1.地震が橋の両岸で起こっている。震源の深さは16kmと浅かった。これは飽くまでも観測結果の数字であり、人工地震であれば信用できない。
2.不可解な地震の予告がなされた。確か、大手週刊誌でも直前に地震の予告がなされていた。
”予言”されていた阪神大震災
オウム真理教の信徒は別として、オウムがラジオ放送をしていた事は、知る人ぞ知ることだったかもしれない。中波(1476Hz)午前零時から3時間流していた「エウアンゲリオン・テス・パシレイアス」という放送である。
平成7年1月8日の放送の中で、彼等は「1月18日に、直下型の大地震が起こる」と”予言”していたのである。地震後に、的中したというので、オウムではB5判4頁、カラー印刷の「緊急速報」を大量に印刷して東京・大阪その他の都市の各戸に投げ込んだ。
3.地震の被害は誇張された。消防の不手際、通電火災。私は、多くの暴走族が消火活動を妨害するシーンを今でも覚えている。関西電力の地震後の通電は、重過失だった。被害の誇大報道は日本の建築技術の宣伝に役立った。
阪神大震災の意外な出火原因
阪神大震災では出火原因の約6割が通電火災によるものだと言われています。災害直後は無事でも、通電火災による時間差の火事に巻き込まれ・・・
4.後日、野党の政治家の中に、「被災地は大都会でありながら、野党の政治家はいたが、与党の政治家は一人もいなかった。」と、言う者がいた。
5.地震発生時は、早朝で新幹線等の車両の移動も少なく、災害を適当な大きさに調節できた。
6.NHKの現地放送が1時間以上全国で中断された。そのため他の地域では何が起こったのか全くわからなかった。私がこの地震を知ったのは昼食を取った時だった。情報の遅れには本当に驚いた。政府・報道各社は通信が切断されて状況がつかめないと嘯いていたが、携帯電話やインターネットは健在で、これらのユーザーは自由に交信していた。
7.この地震の発生後、地震予知が学会で問題になったが、最終的に日本では地震予知の研究はしないことに決定した。
日本地震学会 FAQ
短期的な予知は, 現在の技術では「ほとんど」できないと考えられている
8.世界最大の吊橋建設には、地盤や橋の強度など、計算だけでは確定できない未知のリスクが懸念された。これの検証は実際に橋を揺すってみるのが最も手っ取り早い。地震の規模、震源の場所、深さはその点で最適だった。橋の安全性には自信があったのだろうが、完璧を目指したのだ。
9.雄孔雀の理論
10.その他、地震の日時、政治的背景、社会的状況など人工地震の多くの根拠があるが、ここでは明石海峡大橋についてのみ述べる。
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