ブランズシティ久が原の景観破壊

ブランズシティ久が原は旧六郷用水散策路の景観を破壊すると批判される。六郷用水は六郷領を灌漑する農業用水である。徳川家康が用水奉行・小泉次大夫に命じて、農村の灌漑を目的として、開削された。このために次大夫堀とも呼ばれる。工事着手は1597年(慶長2年)である。大田区は六郷用水の流路跡に再現水路を作り、往時の六郷用水の面影を伝えている。

周辺住民は計画の見直しを主張する。「ガイドラインの基準から明らかに逸脱しているこの計画は、見直すべきです」(「周囲の景観と調和しない突出した高さ」『「(仮称)ブランズシティ久が原計画」周辺住民のブログ』2015/01/31)。

以下は計画への批判の声である。「周辺のこれまでの住環境から見れば、とてつもなく大きくて高くて、しかも緑の森からコンクリートの塊に変わる」(奈須りえ「2600坪の樹木5391本(うち1.2m以下5152本)が8本に!大田区の緑が減るのはどうしてか」2014年12月15日)

「こんなのが家の脇に建ってしまうんですよ。まともな神経の人間がやることとは思えませんね」(「受忍限度を大きく超える圧迫感!!」『(仮称)ブランズシティ久が原ってどうよ?』2015年1月31日)

東急不動産は樹木を植える予定と説明するが、ほとんど効果がないと批判されている。「マンションは13階という計画なので、2階の途中くらいまでの高さの木が植えられたとしても、それから上(2階の途中から13階)までは見えるわけで、低い方の階だとベランダに干されるであろう洗濯物なんかもきっと見えるでしょう」(「景観条例もお構いなし」『(仮称)ブランズシティ久が原ってどうよ?』2015年1月12日)。

植樹が、その場しのぎの効果のない対策であることは東京都世田谷区玉川の二子玉川ライズのビル風問題でも批判されている(林田力『二子玉川ライズ反対運動15風対策プロジェクト』Amazon Kindle)。東急不動産は千葉県市川市のブランズ市川真間、ブランズ市川真間IIでも住民反対運動が起きている(林田力『東急不動産だまし売り裁判26ブランズ市川真間』Amazon Kindle)。ブランズシティ守谷や湘南袖ヶ浜レジデンスでも反対運動が起きた。周辺住民から批判される東急不動産のマンションが消費者にとって住み良いものであるはずがない。

儲かれば良いという東急不動産の発想が自然を平然と踏み躙るという愚行を引き起こした。東急不動産の蛮行に氷柱を背に突き刺したかのような悪寒を感じる。低俗なものに品性を求めることは絶望的かもしれないが、最低限の礼は持ってもらいたいものである。住民の声を経営に生かし、消費者志向にならない不動産業者は生き残れない。東急不動産のような増長と慢心、住民への尊大な態度は不動産業者にとって敵とすべきものである。







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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
東急不動産(販売代理・東急リバブル)から不利益事実を隠して問題物件をだまし売りされた著者(=原告)が消費者契約法に基づき売買契約を取り消し、裁判で売買代金を取り戻した闘いの記録(ロゴス社、2009年7月1日発行)。
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