RE:GO MAD SCHOOL

田舎にある学校。
そこに彼ら二人は通っている。

Story.1:学校

1-Aと掲げられたクラスプレート。
その掲げられたクラスに、彼ら二人はいる。

「ほーら、ちゃんと顔拭かなきゃな〜?」
「ギャハハハハハ!!」
「・・・・」

同じクラスの生徒に苛められてる生徒。
若干癖のある黒い髪の毛と、メガネ。
そして、見た目は根暗。
彼の名前は『死神』。

「はいどーん」

一人の生徒が、死神に黒板消しを投げつける。
黒板消しは死神の顔に当たった。
メガネが飛び、前髪と顔面はチョークの粉で少し白く染まった。
メガネは「カシャン」と音を立てて床に落ちた。

「はい、おじいさんの出来上がり〜」

黒板消しを投げつけた生徒が笑いながら両手を広げた。
死神は静かにメガネを拾い、そしてまたかけた。

「し・・・しーくん大丈夫・・・?」

声のトーンを暗めに一人の生徒が話しかけてきた。
長髪。黒い髪。ストレートヘア。
後ろで髪を縛っている。
前髪は目までかかっているため、目は確認できない。
彼の名前は『Rの介』。

「うわ。しーくんとかおめぇもキモいんだよ」
「・・・ん。大丈夫」

表情を変えず、死神は一言Rの介にそう言った。

「は〜い。放水よ〜い」

一人の生徒が右手を上に上げた。
別の生徒の手には水の入ったバケツが。

「放水開始〜!!」

水が死神とRの介に向けられた瞬間・・・

「あんたたち、やめなさい!!」

水をかけるという行為を止めたのは、一人の女生徒。
手にはホウキが握られている。

「・・・やべっ」

バケツを持っていた生徒は、すぐにバケツを床に置いた。

「それ以上そいつらになんかしたら、あんたら殺すよ?」

かなり殺気立っている。
そんな女生徒。
特徴は、黒髪のショート。
可愛くて小さい。
大きい瞳。
名前は『マイ』。
しかし、クラスで最強ほどの戦闘力を誇る化け物。

「あんたら、いつも言ってるよね?そいつらに手ェだすな・・・特に死神くんには・・・ねぇ?」
「・・・・!!」

マイの目がキラーンと光った気がした。

「お・・・おい、行くぞ!!」

死神とRの介を苛めてた生徒は、マイの殺気を感じ取りその場から逃げていった。

「・・・・ったく」

マイはそう一言言うと、死神とRの介の所に歩み寄った。

「大丈夫?Rくん。・・・と・・・し・・・死神・・・クン・・・」

死神はうつむきながら「ん・・・」と、一言だけ言った。

「あ・・・ありがとう、マイちゃん・・・」

Rの介は、マイの方を見てそういった。

「どうしていつもいつも言い返したり、やりかえしたりしないの?」

マイはRの介に言った。が、死神にもそう言っているようにも聞こえる。

「ぼ・・・僕たちは、争いゴトとか嫌いだから・・・ね?しーくん・・・」
「あぁ、空しいだけだからな・・・」

死神はパンパンと前髪を払いながらそういった。

「弱い男って私、嫌いだなぁ?」

マイは死神のほうをみてそう言った。

「いいよ、嫌いで・・・」

死神はそっけなく答えた。
その答えを聞くと、マイは涙目になった。
そして、拳を握る。

「死神クンの・・・」

マイは、死神の腹を殴りつけた。

「バカぁぁぁぁぁぁ!!」

死神はその場に倒れた。

「し・・・しーくん、大丈夫?」

Rの介が死神にそう聞く。

「なんとか・・・」

マイは泣きながら教室を後にした。
死神はそんなマイを見届けると、のっそりと起き上がった。

「もう遅いし・・・帰るか・・・」
「うん・・・」

死神とRの介は、授業用のバッグを持つと教室を後にした。

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