第11話:3姉妹降臨


 話が高々と鳴り響いてから1時間が経過していた。
Rの介は
「アンテナ3本ばっちり立ってんじゃんここ。何て素敵な空間」

完全に独り言を言うようになっていた。

「しかし、俺がこんな独り言を言うやつだとは思わなかった。疲れてんのかな…ん?ぬ おぉー!!!

突然Rの介の後ろの壁がガラガラと崩れだした。

「やっほーR!じゃなかった助けにまいりましたRの介さん」
上からイチゴの声。

「あれ、いないじゃないですか。」
そしてリエの声。

「トイレですかね?介先輩」
声のする場所でようやく犯人がわかった。

「クレタ…踏んでる」
クレタの足の下にはうつぶせに倒れたRの介がいた。

「あら」
とだけ言ってクレタはRの介から降りた。

そしてRの介はゆっくり立ち上がってクレタの顔を見るとクレタもRの介の姿を見て
「先輩ほこりまみれじゃないですか!そっか…捕まってる時にいじめられたんですね…か わいそうに」
と哀れんだ。

「お前は…」
当然クレタに踏まれたからなのだが、助けてもらっているのでRの介は怒れなかった。

「Rの介!…さん、ぐずぐずしてはいられませんよ!」
リエがRの介を促した。
「そうだな…誰か来ちゃまずい」

「もう遅いよ」

4人の背後から声がした。

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