Another GMS 〜UNIT of WAR〜

第5話:目的


ここは日本国内にあるとある場所。
というよりとある施設の中。
その施設の中には難しそうな機械や何かの部品がある。
窓は一つある。
が、それでも外は見えない。
その窓からはミサイルのようなものが見える。
ドアは自動ドアっぽい。
その施設の中には数人・・・4人の人間・・・男が3人、女が一人いる。
そして、その自動ドアから一人の男が入ってきた。

「おーっす」

その入ってきた男は、あの死神たちを襲った男だった。
名を『カイル』。
右手を振り上げ、親しげにその4人に話しかける。

「遅いぞ、カイル。精鋭団討伐に一体どれくらいかかっているのだ。」

一人の男・・・名を『ベル』。
見た目はそんなに筋肉ムキムキではないが、かなりの力持ち。

「いやー、意外と強いヤツラでさー、即効やられちゃったのよね。」
「はァ??カイルって雑魚じゃなーい?」

そうカイルに悪態をついたのが『スズ』。
見た目は可愛いがかなり毒舌女だ。

「っるせェ、黙れ。スズ」
「あらあら、喧嘩はいけないわよ?」

この気持ち悪いオカマ・・・『ランズ』。

「うるさい。だまれ、この気持ち悪いオカマ。」
「・・・アァン??誰がオカマだって?コルァ!!」

このランズ、オカマ呼ばわりするとキれるというなんともアンバランスな性格の持ち主である。

「まーまー、落ち着きなって」
「でもダリスちゃん・・・カイルったらアタシのこの美貌をバカにしたのよ?」

ランズを抑えたのは『ダリス』。
このグループのまとめ役で、『ROSE TIME』のリーダーだ。

「そういえばダリスさん、日本政府が俺らのコトに気がついて、動き始めた。」
「へぇ・・・どんな動きを?」
「精鋭団を集めてる。どうやら精鋭団に俺らを討伐させるらしい」
「ふぅん・・・ま、無理だろうね。僕達の討伐なんて。僕達の目的を勘違いしてるヤツらには不可能だ」

ダリスは一つしかない窓の窓ガラスに手をあて、ニヤリと笑い、そう言った。



「さて、君たちの任務を説明する」

ここは山の頂上にある本部の一室。
精鋭団全員はこの部屋に集められていた。
そして、正面にはホワイトボード。
そこには『任務』の二文字。
そして、なにやら長い細い棒をもった指揮官らしき人が1名。

「これから君たちにはROSE TIMEの討伐に行ってもらう。これが君たちの任務だ」

長い棒をホワイトボードに『バンッ!』と叩きつけ、指揮官らしき人はそう言った。

「質問は?」
「はーい」

Rの介が手を上げた。

「なんだ?」
「任務自体の質問じゃないんだけど・・・ROSE TIMEとかいうヤツらの目的と居場所は?」
「ふむ」

指揮官らしき人は顔をしかめた。
そして、続けて話し始める。

「目的か・・・ヤツらの目的はこの国を破壊すること。それだけだ。」
「破壊?なんでまた?」

再び、Rの介が聞く。

「そこまではわからん。じゃあ次の質問に答える。場所だが・・・」

指揮官らしき人は1回ふぅと息をつくと、再び話し始める。

「君たちにそれぞれ1人に1台GPSが配られる。そこに情報が入ってるからそれを見てくれ。他に質問は?」

誰も手を上げない。
手を上げないことを確認すると、指揮官らしき人は話し始めた。

「それでは今日はこれで終わりにする。武器の配布は明日朝5時。計画結構は明日朝6時だ」

指揮官らしき人はそういうと、その場から立ち去った。


「さて・・・と」

死神が口を開いた。

「久々にやらねぇか?殺陣。」
「・・・なんでまた?」

和丸が死神に聞いた。

「紫砂津中が廃校になって2年。やりあってないんだ。腕が鈍ってるかも・だろ?」
「・・・それもそうだな!!」

TOカサが立ち上がった。

「で、感も取り戻したい。どうだ?やらねぇか?殺陣」
「いいねぇ・・・やろうぜ?」

Rの介が立ち上がる。

「よっしゃぁ、やるかぁ!!」
「うん、たまにはいいかもね♪」

ユウとマイが立ち上がった。

「和丸先生は?」
「・・・・・」
「・・・先生・・・」

が、和丸の所から聞こえて来たのはいびきだった。

「起きろクルァ!!!」

Rの介のチョップが和丸の頭に直撃。

「フグヲ!?」

うなり声をあげて、和丸は地面に倒れこんだ。

「よし、行くか。殺陣!!」

そういうと、精鋭団は外へ向かって歩いていった。
和丸は、Rの介に引きずられながら外へ向かっていった。


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