Another GMS 〜UNIT of WAR〜

第4話:登頂、そして登場


Rの介、ユウ、TOカサは山道を歩いていた。

「なんでッ・・・こんなに道が・・・キツッ・・・の・・・」

TOカサが息も絶え絶えにそう話しながら歩いている。

彼ら3人が歩いてる道は、彼らが通っている高校までの道のりとは比にならないほどキツイ道。
登山と言ったほうが妥当だろうか。

「仕方ねぇだろーが・・・なんたって・・・ユウ・・がッ・・!!」
「うるせッ・・・全部俺のせいか?」
「「当たり前だァァァァ!!」」

さっきまでの姿からは想像もつかないくらい元気よくユウを蹴り飛ばすRの介とTOカサ。
そして、蹴られたユウは来た道をゴロゴロと転がっていく。

「あああああぁぁぁぁ・・・」

彼ら3人に一体なにがあったのか?
それは遡ること数時間前・・・


「キミ達には今すぐ我々の本部に言ってもらう」

政府の役人がそう話した。

「今すぐ?授業は?」
「休め」
「いや、休めったって・・・単位がヤバイんだよ、これ以上休むと・・・」

政府役人に向かってユウはそう話した。
役人はこう返した。

「メガネなんだから大丈夫だろう?テストで点を取れば・・・それとも、メガネの癖に勉強ができないとか?」
「あぁ!?」

この時、ユウの中で何かがキレた。

「ヤバイッ!!ユウを抑えろ!!」

Rの介がそういうと、TOカサとRの介、二人でユウを取り押さえにかかった。

「テメェにメガネの何がわかる!?勉強できると思われて・・・実際は勉強ができないダメガネの気持ちが貴様にわかるかァァァァ!!」

その時、ユウはハッとした。
そして、一言。

「誰がダメガネだァァァァ!!」

政府の役人にユウの蹴りが炸裂。
政府の役人は思いっきり吹き飛び、部屋の壁に激突した。

「・・・・」

政府の役人の眉間にシワがより、頭に血管が浮き出てきた。

「キミ達には・・・」

その場からスッと立ち上がる政府役人。

「徒歩で本部まで来てもらおうか?」
「・・・え?」
「ちなみに本部はこの山の頂上だ」

役人はそういうと、窓から見える山の頂上を指差した。

「本来ならヘリを用意していたトコロなんだが・・・」
「・・・へ?」
「その本部まではさっき言ったとおり徒歩で来てもらう。」
「「えええええええ!?」」

絶叫するTOカサとRの介。

「いや、さすがにそれは・・・ユウだけのほうが・・・」
「上等だクソジジイィィィ!!」

ユウはそう叫んだ。

「「おいィィィ!!」」

政府の役人はニヤリと笑った。

「じゃあ頂上で待ってるよ?」

そういうと、政府の役人はその部屋から出て行った。


「・・・あ、頂上が見えたぞ」
「おぉ・・・ホントだ・・・」

すでに死にそうな顔をして、TOカサとRの介がそう言った。

「あと少し・・・あと少しなんだ・・・」
「が・・がんばれ、TOカサ」

ぜーはーと息を切らしながら二人は頂上を目指す。


十分後・・・

この二人は見事、登頂した。

「いやー、疲れてるねぇ」

ヘラヘラと笑いながらマイが二人を出迎えた。

「う・・・うるせっ・・・あのアホメガネのせいで・・・」

Rの介がマイをにらみながらそういった。

「ヘリでくればよかったのにぃ♪」
「だから、あのアホメガネのせいで・・・ヘリが・・・なくなった・・・」
「そのアホメガネはロープウェイで来てたよ?」
「「・・・へ?」」
「いやぁ、遅かったね。キミ達♪」

マイの後ろから、マイ以上にへらへらしながら出てきた。

「お前らもロープウェイ使えばよかったのに♪」
「「この腐れダメガネがァァァァ!!」」

哀れ、ユウ君は二人に血祭りにあげられましたとさ。

「ま、遊びはそこまでにしといて・・・」

マイは3人に背を向け、奥の建物の方へ歩き始める。

「行くよッ!!みんながまってる」
「・・・・あぁ」
「とっとと行こうぜ?」

マイとTOカサ、Rの介はその奥の建物・・・本部に向かって歩き始めた。
ユウ君?
彼はしばらく動けずに、30分ほどしたら後から追いかけてったらしいよ。


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