本会・本誌の来歴と現状

                           本会顧問 所   功

 この藝林会は、被占領下の昭和二十五年(1950)四月に発足した。発起人は澤潟久孝(国文学)・高原美忠(神道学)・平田俊春(国史学)・藤田亮策(考古学)の四氏である。平泉澄博士門下の久保田収博士(神道史学)が、長らく実務的な代表を務めてきた。

 会名・誌名の「藝林」は、学藝の林苑を意味し、「藝林閑歩」アカデミックな広場で静かに遊ぶような学究の集いにほかならない。

 本会の目的は、規約に「国民の道義を高揚し日本文化を向上させるために、真摯で自由な学問的研究を行うこと」と定める。具体的には、歴史・文学・思想の人文系すべてにわたる研究成果の発表を中心としている。 

 本会は五十七年の歴史をし、会誌は年二回(各150頁前後)発行しているが、平成十九年度から東京で初めて研究大会を開くなど、一層の充実に努めている。会員各位の積極的なご協力(新入会員の御推薦や論文の御寄稿など)を念じてやまない。

※「藝」の略字「芸」は本来「芸」(うん、香草)であるから、本会では正字を用いる。

                                  (平成十九年三月)

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