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近刊予告 文芸同人誌 中島 敦 神西 清 高村 光太郎
 
書名・著者・編者 表紙画像



<<1990年 − 1994年>>



作品集、河
谷川 清二、装幀:渡辺 学

1990年7月 発行

戦争中、北海道留萌の場で勤労奉仕する青年群像、河の鰻かき漁師清吉と身投げ女初江の別れ、精神分裂症の定時制女子高生の身の上など、人間を見つめる優しい眼。5編




作品集、遊びの名人
谷川 清二、装幀:渡辺 学

1991年8月 発行

釣友喜平さんの底抜けに明るい人柄、登川の岩魚釣りで遭難した熊撃ち現場。鳩に豆をやるノイローゼの奥さん、女房に逃げられた釣船船頭、トラックにひき殺された青年詩人。短編22編




評伝 新居格(にい・いたる)
和巻 耿介

1991年12月 発行

大正時代からアナーキズムを基調とした文明評論を展開してジャーナリズムに活躍、大宅壮一の先駆となった。戦後は第一回公選の杉並区長となり話題をふりまいた。東大法学部政治科卒。談話の名手として知られ、著名多数。




作品集、シオンの娘
谷川 清二、装幀:渡辺 学

1992年 発行

戦争中、北国の大学で起こったユダヤ娘とアナーキスト学生の情死事件、純愛無頼の青年僧芳宣の破天荒な行状記、病に倒れた悪役スター赤木丈二のペーソスあふれる青春回想など。6編




譜面台(詩集)
木村 和

1993年 5月 発行




詩と音楽
安川 定男、装丁:堀内 規次

1994年2月 発行

白秋、朔太郎の韻律を分析、ドビュッシー、ラベルを通じて詩と音楽との係わりを追求。齋藤磯雄、高田博厚、山崎栄二などの良き師友に囲まれ、名ピアニストの妻との語らいの中で、著者は豊な音楽的思考をつちかった。




凩の中でII
塩 敬

1994年4月 発行




作品集、大河の岸で
谷川 清二、装幀:渡辺 学

1994年8月 発行

若き詩人たちの群像。ブラームス、広重、宣長、チエホフなど生涯敬愛してやまなかった先人たちへの賛歌。哀しき釣り日記




作品集、天に昇った魚
木村 和、絵:小林 顕一

1994年10月 発行

詩人 木村和は、国有林労組の書記として、つねに歴史の波浪の中に身をおき、豊かな感性と強い責任感をもって現場で思索し創造する。
この本は現代社会に対して愛情をこめた人間性への警鐘をうち、癒しと慰めを与える大人のための童話集として推奨したい。(中薗英助)




遺稿集、青き海青き風
二宮 勝位、あとがき:勝畑 耕一

1996年5月 発行

著者は、大正13年宮崎県日南市に生まれた、すでに旧制中学で歌を詠み、戦地においても投稿している。短歌は三冊の日記帳に綴られ約六千首ある、この歌集では宮崎の自然と風土を詠んだ作品を中心に編んだ。
昭和55年(1980)に日南市役所を退職し。日本各地を旅行し、庭いじりにも勤しんだが、平成5年、胃の手術の術後の経過が思わしくなく妻・長女・次女に看取られ他界した。享年68歳。
本書の装丁は次女紀子が担当。




波のまにまに
元田 茂

1996年8月 発行