NEXT | 目次

弟矢 ―四神剣伝説―

キャラクター&設定 

☆タイトルは「 弟矢おとや 」と読みます。


      


爾志乙矢にしおとや…18歳。四天王家筆頭爾志家の次男。兄の影に隠れて生きてきた。今も、兄が助けに来るのを待っている。

遊馬弓月あすまゆづき…17歳。四天王家遊馬家の長女。一矢の許婚。家族を殺され、敵討ちと神剣奪還に燃える。

爾志一矢にしかずや…18歳。乙矢の双子の兄。神剣の勇者と言われている。現在行方不明。

長瀬賢悟ながせけんご…40歳前後。遊馬家師範代筆頭。豪胆で熊のような容姿。超堅物。

織田正三郎おだしょうざぶろう…27歳。遊馬家師範代。通称・正三しょうざ。長身の美男子で伊達男。

桐原新蔵きりはらしんぞう…22歳。遊馬家最年少師範代。性格は猪突猛進で乙矢とは険悪。ガッシリした体型。弓月に片想い中。

遊馬凪あすまなぎ…30代半。弓月の叔父。病気で盲目になり、刀を捨て医者になった。盲目とは思えないほど、剣も使える。


        

四神剣ししんけん

護国のため、神に選ばれし勇者に遣わされた四種五本の剣。

その波動は凄まじく、正当な持ち主以外が鞘から抜くと、神剣に宿る鬼が目を覚まし、その者を鬼に変えると言われている。
最初に遣わされた四人がそれぞれ四天王家の租であり、彼らの血を引くものでなければ持ち主にはなれない。
宗主であるだけでは持ち主の資格はなく、実際手にして抜いてこそ判るという。
だが鬼になった時は人には戻れないので、かなり危険な賭けである。
これまで何度か盗まれそうになり、その度に数百と言う血の犠牲を出してそれを止めてきた。

神剣に宿る鬼が、己のあるじを選ぶと言われるが……。
初代以降、神剣を操る勇者が現れたという逸話はない。


【白虎】

二尺一寸の両刃もろはの剣。籠められた念は最強で、常に祭壇に祀られ堅く封印がされている。何百何千と斬っても刃毀れ一つなく、血糊すらつかない。刀身は常に、打ち上がった時と寸分違わぬ真白き光を放つ……四神剣のうちで、最も強い鬼の宿る剣である。

また『白虎』の鬼は勇者でなくては斬れないと言われる。最強の鬼を作り出してしまう剣なのだった。


【朱雀】

二尺二寸六分の片刃の剣。『青龍一の剣』より短く、『白虎』より長い、ごく標準的な見掛けを持つ剣である。神剣の中で最も扱い辛く、僅かでも心に隙が出来ると、正当な持ち主すら鬼に心を奪われる。見た目、中身ともに正邪の判断がし難いことからも、別名「裏切りの剣」と呼ばれる。刀身は常に妖しげな血の色に染まって見え、それでいて……四神剣のうちで、最も心清く正直な鬼が宿ると言われる剣である。


【青龍】

二尺四寸の一の剣、一尺五寸の二の剣の二本で一対。“双頭の龍”とも呼ばれる。神剣といえども一本だけでは、本来の十分の一程度の力しか出せない。その代わり、四天王家の血を引く者であれば、一本だけなら勇者でなくとも操れる可能性があるという。刀身は月の光を思わせるように、冷たく、蒼く光る……四神剣のうちで、もっとも穏やかな鬼が宿る剣である。


【玄武】



       

*弓道で、最初に射る矢を甲矢はや(早矢・兄矢とも書く)と言い時計回りに飛び、二番矢が乙矢おとや(二矢・弟矢とも書く)で時計と逆回りに飛びます。同じように見えますが、鳥の羽を二つに割いて作るので、別物となります。矢は、この二本一組で一手です。

NEXT | 目次
Copyright (c) 2009 SHIKI MIDOU All rights reserved.

-Powered by HTML DWARF-